『旅の指さし会話帳 パキスタン』が刊行されました

例文を指さすだけで「会話」が可能に
著者は、おなじみの村山和之さん

会話帳表紙『旅の指さし会話帳 パキスタン』(情報センター出版局発行)は、シリーズの75冊目にしてやっと「ウルドゥー語」が出ました。

著者はバローチスターン文化やパキスタン音楽・芸能に関する話などでおなじみの村山和之さん(和光大学非常勤講師)。著者のお話では、協会会員も含めてたくさんの人たちの協力があって出来上がったそうです。

このシリーズは、タイトルからもわかるように、必要な例文のウルドゥー語部分を指さすことで「ぶっつけ本番で会話ができる」をうたっています。旅に必要な項目ごとに、パキスタンの雰囲気いっぱいの楽しいイラストとともに、日本語のフレーズ、それに対応した手書きのウルドゥー文字、読みのカタカナが書かれていて、ウルドゥー語がわからなくてもそこを指させば必要なことが伝えられるというわけです。

その他、パキスタンに関する簡単な解説、ウルドゥー語の概略のあと、日本語→ウルドゥー語の単語集のページも作られていて、収録されている単語は2700語とのこと。

あいさつから始まる各項目のやさしい文型を使いながら、初めて接する人はウルドゥー語に徐々に慣れ、すでに知っている人は旅行者に必要な単語の多い単語集を活用しつつ高度な話に挑戦。楽しい旅の友になりそうです。[高安]


旅の指さし会話帳75パキスタン
ISBN:9784795835
著者:村山和之/イラスト:花島ゆき
情報センター出版局
価格:1,890 円(税込)