会報260号を発行しました

シャリーフ首相の失脚や教育支援活動の報告など、読み応えある記事が並んでいます

会報260号9月8日に、会報『パーキスターン』260号を発行しました。

▼横記事:

[1]平成28年度の協会の事業報告及び決算が決まりましたので、その内容をご紹介します。

[2]シャリーフ首相が辞任しましたが、その前後の経緯について、会員の中野勝一さんからご寄稿いただきました。

これを読みますと、パナマ文書事件から今日までの詳細が手に取るように分かります。

[3]このたび駐日パキスタン大使に、アサド・マジード・カーン博士が着任されましたので、大使のご略歴をご紹介しています。

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[1]「ニュー・カラチにともされた灯――アル・カイールアカデミーの教育支援活動の歩み」を、NPO法人日本ファイバーリサイクル連帯協議会理事長の依知川守さんからご寄稿いただきました。依知川さんは、8月にカラチを訪問され、アカデミーのムザヒル校長にインタビューされています。

[2]小学校教員とパキスタンのタイトルで、埼玉県の小学校に勤めておられる大石海さんからパキスタンの子どもたちとの交流についてご寄稿いただきました。

[3]シャルワール・カミーズ今昔の2回目を、須永恵美子さんからご寄稿いただきました。

[4]「お尻の大きな羊を追って」と題して、朝日新聞イスラマバード支局長の乗京真知さんから、ユーモラスでかつ美味しそうなお話をいただきました。

[5]シャー真理子さんから「人と食、それは愛。そしてパキスタン」のタイトルで、毎号楽しい話題をご寄稿いただいています。

[6]私の一枚は、今回で144回目となりますが、土佐光章さんにお書きいただきました。

■会報をお読みになったご感想あるいはご意見などをメールでお寄せいただければ幸いです。

Vol. 260……2017年9月発行
平成28年度協会決算承認 1
歴史は繰り返される
 シャリーフ首相の失脚とパキスタン政局:中野勝一
7
アサド・マジード・カーン新駐日パキスタン大使がご着任 12
ニュー・カラチにともされた灯
─アル・カイールアカデミーの教育支援活動のあゆみ:依知川守
小学校教員とパキスタン:大石海
シャルワール・カミーズ今昔(2)
─新しいランウェイを歩くパキスタンの女性:須永恵美子
一六
お尻の大きな羊を追って:乗京真知 二二
二〇一六年度総目次 二四
人と食、それは愛。そしてパキスタン(33):シャー真理子
私の一枚(144)…スィンドの豊かな音楽文化と人情に触れて:土佐光章